ウェルビーイングに働き
持続的に社会を変える

ビジネスアスリートやクリエイティブワーカー向けサプリ「Tune」の開発責任者を務める藤井裕真です。前回の記事では、「コンディショニング」の重要性を皆さんにお伝えしました。

今回は、社会に新しい価値を実装し続けるために、ウェルビーイングかつ持続的に働くことがなぜ重要なのか。その環境を実現するために「コンディショニング」の自覚化を促す必要があるのか。このテーマについてお伝えしようと思います。

心と身体のバランスを整える
「ウェルビーイング」の時代へ

わたしたちは「Tune」を、ビジネスアスリートやクリエイティブワーカーにとっての最高のコンディショニング・ツールと定義しています。なぜ「コンディショニング」にこだわるのか。

それは、モノを購入し充足感を得る時代から、心と身体のバランスを整えるウェルビーイングが重要な時代に変化していると考えているからです。例えば、昔は運動といえば身体を鍛えることを指していましたが、いまは心と身体を整えるために運動を行ないますし、マインドフルネスなどのブームもその文脈に位置づけられるでしょう。

かつてないほどに高まる
「健康意識」

このようにコンディショニングの重要性が高まる背景には、ミレニアル世代を中心とした健康意識の高まりが挙げられると考えています。

「健康に対する意識は近年高まっていると考えられる」と厚生労働省が資料を発表していますし、ウェルネス領域の主役がこれまでの高齢者から若年層にシフトしてきています。身体の健康に加え、心の充実、そして社会や幸福といった分野を複合的にウェルビーイングとして捉えるミレニアル世代ならではの、新しい健康意識が世界的スタンダートになりつつあるからです。

ウェルビーイングに働くことで
社会を変えていく

これまでは20代や30代までは徹夜などの無茶をしても大丈夫で、40歳を過ぎてから健康意識を高めるという時代でしたが、健康意識やウェルネスに対する意識が若年層まで拡がっている時代です。

とりわけビジネスアスリートやクリエイティブワーカーは、社会のなかで新しい未来をつくるトップランナーの人々です。そういった社会を牽引する人たちがコンディショニングを整え、持続的に働き、ウェルビーイングな状態にならなければ、世の中はよくならない、と。

もはや何かを成し遂げるために何かを犠牲にする時代ではありません。それこそ、地球環境を破壊してまで新しいビジネスを行なうのがカッコ悪いと思われているように、身体を壊してまで仕事するのもカッコ悪いでしょう。

社会の課題を解決し、価値を生みだし続けるためには、その担い手となる個人のウェルビーイングが重要です。だからこそ、ビジネスアスリートやクリエイティブワーカーに向けて「Tune」を提供していければと考えています。