コンディショニングといえば、僕は筋トレ派。
Tuneは無関係だよね?

筋力トレーニング。かつてはボディビルのようなカラダ作りのイメージでしたが、
今や体調管理の側面からも推奨されています。

筋肉は、タンパク質から一度アミノ酸に分解されたのち、再度体内でタンパク質に再合成され、ようやく筋肉となります。このタンパク質合成をサポートするのがビタミンB6なのです。

つまり、栄養学的に筋トレとは…

「タンパク質合成を、どうやって効率的に行うか?」

これこそが重要なポイントになる訳です。
トレーニング後にプロテインを飲むのも、きちんとタンパク質合成ができるよう、筋肉の材料を補うためだ、と捉えることも出来ますね。

昨年発表された研究で、γ-アミノ酪酸(Gamma-Aminobutyric Acid )という物質が「タンパク質合成」に関わる重要な役割をもつ、という報告がありました。

※Maya Sakashita, Utano Nakamura, Noriko Horie, Yasuhiro Yokoyama, Mujo Kim, Satoshi Fujita(2019) “Oral Supplementation Using Gamma-Aminobutyric Acid and Whey Protein Improves Whole Body Fat-Free Mass in Men After Resistance Training”

正式名称「γ-アミノ酪酸」は、睡眠や抗ストレス・リラックス効果で
近年有名になった「GABA(ギャバ)」のことです。Tuneでは「Sleep」にも配合しています。

こちらの研究では、トレーニングと併せて、ホエイプロテイン(タンパク質)とGABAを同時に摂取することで、より効果的に筋肉の量を増やすことが出来たと報告しています。
GABAは、摂取することによって成長ホルモンの分泌を助けることが知られていますが、この成長ホルモンが鍵となって「筋肉タンパク質合成」を促進するインスリン成長因子を生みだす能力が高まることが期待されているのだそうです。

やはりここでも「タンパク質合成」がポイントになっています。

今後もっと研究が進むことで、GABAとトレーニング、そして「タンパク質合成」の関係が注目されてくるかも知れません。わたし自身、とても興味がつきないお話です。

ちなみにですが……customの中でも一番人気「Sleep」。
翌朝シャキッとスタートしたい人にはオススメなサプリメントですが、メイン成分が「GABA」なんです。
数年後には、「筋トレ後、おやすみ前に」なんてサプリに変身しているかも知れません(笑)
良質な睡眠は、トレーニングの効果をアップさせるなんてことも言いますしね!