ご覧になったビタミンCは、おそらく医薬品第Ⅲ類の「ビタミン剤」でしょう。ドラッグストアなどの店頭では、別の棚で「ビタミンCサプリメント」を見つけることができるかと思います。
同じビタミンCなのに、医薬品にもサプリメントにもなるの?なんとなく医薬品のほうが効きそう……と思ったアナタ!もう少しだけお時間をください!
日本で「ビタミン」が注目されるようになったのは、1980年代にビタミンの父とも呼ばれるライナス・ポーリング博士が来日し、ビタミンブームが起こったのがきっかけだと言われています。
当時の主な売り場はなんとデパート。ビタミン類が百貨店を席巻した一時代があったそうです。
ブームを経て次第に「ビタミン」は生活に浸透しますが、1997年までビタミンCサプリメントはありませんでした。当時の法律上、ビタミン剤は「医薬品」としてのみ扱われており、「サプリメント=食品」として販売することができなかったんです。97年の規制緩和によって、ようやくビタミンCのサプリメントが生まれたんですね。
医薬品扱いのビタミンCと食品扱いのビタミンC。実は、原材料成分に明確な違いはありません。医薬品の製造は、厳しく法律によって規制されていますので、錠剤やカプセル剤の溶けやすさや、吸収されやすさ等も必ずチェックされます。ですが医薬品にしか使えない特別なビタミンCがあるわけではなく、成分的に医薬品の方が絶対優れている!ということはないんですね。
取扱いの分類は違うけど……成分的に同じ……。はい、わかりにくいですね!
私も理解するまでに時間がかかりました。それに、「特定保健用食品」「医薬品部外品」「機能性表示食品」とか最近色々ありすぎですもんね。もう、まとめて図解しちゃいましょう。
↑ 法律が「医薬品」と「食品」を明確に区分 ↑
いろいろと取扱い分類ありますね。
Tuneがこれらの内どこに入るかというと、「その他食品」に属します。つまり取扱い分類上はただのサプリメント、それがTuneです。効果効能を謳えるグループに入るためには、様々な申請をクリアする必要があります(※「栄養機能食品」を除く)。申請のハードルを超えているからこそ、効果効能を謳うことが可能になるんですが、原材料配合のブラッシュアップするとなったら……そうイチからやり直し。
「終わらない品質改善」をミッションとしているTuneにとっては、改善のスピードこそが肝です。そのため、サプリメントという立ち位置を選んでいます。ちゃんと考えているんですよ!
そのほかにも栄養やサプリメントのことなど。何か疑問があれば、Tuneカスタマーサポートまで、お気軽になんでも聞いてください!