どうしても、どうしても、どうしても
coreの味が苦手です……

「coreのあの味」はどこからやってくるのか?
まずは、犯人探しから始めてみることにしましょう。

そもそもですが、人の味覚は「味そのもの」で決まるのではなく、「におい」の影響が強いのです。
例えば、風邪や花粉症で鼻が詰まっていると食事の味がよくわかりません。
これは、舌の感覚が鈍くなっているからではなく、鼻が利かなくなっていることに原因があると言われています。

サプリメントの味も同じで、実は「におい」が犯人なんです。

栄養ドリンクを飲んだ時にする、あのにおい……
あれは「ビタミン臭」と言われるもので、ビタミンB1が水と反応してうまれるビス(2-メチル-3-フリル)ジサルファイド、という物質に由来します。
ビタミンB1あるところに、このビス某あり、という訳ですね。(ちなみに誤植ではありませんよ!「びすにめちるさんふりるじさるふぁいど」と発音します)

この物質、ごく僅かな量でも嗅ぎ分けられるほどの臭さ。アンモニアの僅か1/1億の濃度でも人が感じとることが出来るほどだそうです。

Tuneのcoreはコンディションの基盤を創るためのビタミン10種類、ミネラル7種類が含まれています。
この中にはもちろん、ビタミンB1も含まれていますので、これが「あのにおい」となって、結果として「あの味」を作っていくわけです。

ビタミンB1は、糖質からエネルギーをつくりだすのに欠かせない栄養素で、私たちが必要とする栄養素の中でも、とくに重要なものの一つです。
人がごく微量でも「ビタミン臭」を嗅ぎ分けられるのは、
ビタミンB1が含まれる食べ物なのか判断することが生命維持に必要だったから…
という説があるほどです。

ですから、coreにビタミン臭を感じた時は「さてはビタミンB1がいるな。よしよし糖分の代謝ができるぞ」
とポジティブにとらえてください!

味とにおいの原因は分かったけど、で結局どうすればいいんだっけ?という方、お待たせしました。
コレはもう、伝統的な手法に頼りましょう。つまり「鼻をつまむ」が正解です!
味の原因は「におい」。においをシャットアウトすることで「あの味」を抑えるのが一番の解決策。

それでも「あのにおい」をついつい嗅いでしまう方。
もうそれは、生命維持のために身体が求めているのかも知れません(笑)。