今さら聞けない…
コンディショニングって結局なに?

私たちがお届けしている、セルフコンディショニング・サプリメントTune。とは言うものの「コンディショニング」については多くを語って来ませんでしたね。適度な運動や筋肉トレーニングをすることは、コンディショニングでしょうか?食事で気をつけることは?
具体的なメソッドをお伝えするよりも“そもそも何だっけ?”の疑問にお答えしていきます。

 運動競技において最高の能力を発揮出来るように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること。
厚生労働省が発信する健康情報サイト「e-ヘルスネット」にもあるように、コンディショニングとは主にスポーツ文脈のなかで使われてきた言葉です。ただし、ここではコンディショニング=運動すること、というふうに限定されてはいません。

コンディショニングとは(中略)、
競技の際に能力を最大限に発揮出来るように
コントロールしていくことです。

厚生労働省、e- ヘルスネット/コンディショニング
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-090.html

本来は一番の成果が求められる「競技の際」に焦点を定めているのが特徴ですね。最高の結果を残すため、その手段としてコンディショニングが重要というわけです。

ですが、ここ数年で「コンディショニング」の意味合いが少しずつ変化していることに、みなさんもお気づきではないでしょうか?その変化は大きく2つあると考えます。

1つ目。

今やコンディショニングを実践しているのは、スポーツアスリートだけではありません。
身体の調子を整えるための運動や、健康維持・QOL向上のため自分の身体を良い状態に整えて継続するというセルフコンディショニングの考え方も、一般の方々にも広がりを見せています。

2つ目。

運動や身体へのアプローチだけでなく、ココロのコンディショニングも始まっています。
先の「e-ヘルスネット」では「コンディショニング」以下とおりに整理しています。

体力面 筋力トレーニング、柔軟性トレーニングなど
精神面 ストレスケア、メンタルトレーニングなど
技術面 バイオメカニクス(動作解析)など
医療面 スポーツ医学、アスレチック・リハビリテーション
栄養面 スポーツ栄養学
環境面 運動生理学

結果を求めるスポーツアスリートが、身体(フィジカル)を鍛えるたけでなく、精神(メンタル)もコントロールする重要性に気づくように、ココロの調子をととのえる「コンディショニング」も、すでにサービスとして登場しているんです。

さらに、カラダやココロをととのえるだけでなく、コンディショニングの領域はこれからも広がりを見せるだろうと、私自身は考えています。そして、今一番注目をしていることが「環境をととのえる」ことです。

一斉にリモートワークが始まった今春、多くの人がご自宅を仕事しやすい環境にアップデートしたのではないでしょうか?よい仕事をするというパフォーマンスに、環境づくりが大きく影響することは、当たり前ですがみんな気付いていた訳です。環境を変えることで、自然と普段の生活や習慣が変わり、パフォーマンスが変わってくる。そんなコンディショニング・メソッドが登場する日も、そう遠くないかも知れません。